2023年3月25日。最終面接からたった6時間後、人事から電話がかかる。この瞬間、僕の就活は幕を閉じた。
振り返れば、たった5ヶ月間。初期は一次面接に3回連続で落ちるほか、夏冬インターンには一度も参加できないなど、想像以上の試練はあったが最終的には満足して終えた就活だった。
苦しくもあったが結局はおもろかった、人生でたった一度の新卒就活。無事終えたことを記念して、今思うことをつらつらと書き連ねてみる。一人語りなので、駄文は悪しからず。
当初は就活をしないつもりだった。
パソコン1つで稼いで、旅をしながら働きたい。これが約1年前の理想の働き方だった。
だから執筆家として月に30万円稼ぎ切った時もあった。稼いでいた時は「これで就活せんでいいぞ!」なんて思った時もあった。
でもフリーランスなんて安定しないことを知っていたので、稼げた事実は胸の内に秘めながら、シクシク就活を始めた。
本業で安定的な収入支柱を立てながら、副業でも稼げばいい。
これが結局、ぼくが最終的に出した未来だった。
今はこの選択をして良かったと思っている。ただいつかは、当初掲げていたフリーランス(パソコン1台)で旅しながら稼ぐ働き方も達成できれば幸せかなぁ。
サラリーマンとして平日は働きつつ、金曜日の夜、深夜便に乗って土日は異国飛び込む未来もまたいいけど。
うまくいかないことも多かった。
一次面接3連敗、就活を始める時期が遅すぎて夏冬インターンに一度も参加できない。ESで少なくとも10回以上祈られる。
最終的には希望の会社に入社できたけど、なんだかんだ失敗も多かった。
でもそんな時心の中で抱えてたマインドは以下。
これまでの人生振り返ってみると最初は大抵うまくいってない。高校・大学受験も最初は低偏差値からの逆転合格。そしてフリーランスの道もそう。最初は稼げなかった。
やはり僕は才能はないので、最初はダメダメ。でも粘り強さはあるから、最終的には勝つ。
結局、就活もそうだった。
今後社会に出た後も最初は多分うまくいかないんだろうなぁ。仕事も恋愛も。
だからこそそんな時に、このマインドを思い出したい。その粘り強さがあれば、最終的にはうまくいくよ。
第一志望、内定。
人も待遇も良い。そんな僕にとってのパラダイス企業に内定をもらった。
たしかに嬉しかったけど、なぜか高校・大学に受かった時の方が喜んだ気がする。
努力した時間が違うから?それとも内定がゴールではなく、スタートだと思っているから?
後者を理由にしておこう。そう学生は終わる、けれど未来が始まるのだ。
追加で思うことをもう一つ。俗に言う大企業に受かったので、すごく褒められた。でも他のベンチャー企業に受かった時はそこまで褒められなかった。
やはり大企業の人間の方が優秀だという認識が、誰しもの潜在的な考えとして潜んでいるのか。
でも僕は思う。有名企業に勤める人間が優秀で、その他は優秀ではない、なんてことはない。
実際にベンチャーの社員も賢そうだったし、もちろんなんとなくだけど。だから僕は今後の人生、会社とか肩書だけでその人を判断したくないなぁ。
結局、就活で何を学んだのだろう。
5ヶ月間、本気で取り組んだ就活。せっかくだから学びを残して、脱稿としたい。
なんだかんだ笑顔はめちゃめちゃ褒められた。これからの未来、辛いことがあっても笑っとけばどうにかなる。
なんだかんだ俺めちゃ優秀やん。もっと自信ついた。これからも粘り強く頑張れば大丈夫。
なんで勝てたのか?→粘り強さはもちろん、なぜ落ちたのか?受かったのか?を突き詰めて、一回一回のES・面接を無駄にしなかったからかな。
家族に喜んで欲しかったから、周りが応援してくれたからうまくいった。これからも周りのおかげで自分がいること、感謝することを忘れずにね。
就活がうまくいったからといって調子に乗っている人はかっこよくない。自分がうまくいったのは努力できる環境と少しの努力があったから。決して自分だけとお陰ではなく運があったから。だからこそ驕らないで。うまくいった時こそ謙虚に。
いい感じの学びが抽出できた気がする笑
また思い浮かんだら追記していこう。
何度も言うが、内定はゴールではない、スタートである。
学生は終わるけれど、未来が始まる。
さあこれからも笑顔で、辛い時にももがいて。そうすれば、もっと明るい未来がすぐそこに。